2019年10月日記Z
10月20日(日)
ゴルフ練
仕事がうまくいかず、部屋で考え事をしていたが、悶々として先に進まない。
気分転換にゴルフ!
憂さ晴らしのゴルフ!!
バシーン!
バシーン!
これ、けっこうアリかも!
東京にいたときは車を持っていなかったので、ゴルフの練習は早朝の電車で行っていた。あのとき、ゴルフの練習はどちらかというと生活のリズムを整えるために行っていた。
でも今は車があるから好きな時間に練習にいける。
気が向いた時に
テキトーに
ゴルフの練習をするのもいいかもしれない。
しっかし、
飛距離落ちたなー
最近、いちおう走ってるから、下半身は安定していて、変なところに飛んでいくのは減ったのだけど、筋トレ系のレッスンに出られてないから、パワー不足は否めない...
またレッスン出ないとなー
せめてレッスンの曲を聴いて
気分アゲアゲでいこう!
10月6日(日)
高铁
中国に行って一番びっくりしたのは高铁 (新幹線) だよ!
日本では、まだあの温州での事故の印象が強くて、「中国の鉄道技術はまだまだ」と思っている人が少なからずいると思う。
でも、あれはもう過去の話になってしまっていて、いまは技術的にも、またその規模においても日本を凌駕している。
これは济南西站の写真で、山东省の省都だからけっこう大きな街だけど、特別に大きな街という訳ではない。にもかかわらず、これだけ大きな駅ができていて、それ相応の利用客がいて、それ相応の便が出ている。
どういうことかと言うと、中国全土を高速鉄道網がすでに覆っており、日本の新幹線より速い360km/hで走行できる車種が投入されている路線もあって、正直もう日本の技術や国土環境では太刀打ちできなくなってしまっているということ。現在は400km/h、600km/hでの運行を視野に入れて技術開発がなされているらしい。
中国の高铁が興味深いのは、その技術的な進化のみならず、その技術を投入する環境というかフィールドをうまく作り上げたということ。なぜ興味深いかというと、技術というのは、技術力があっても、それを投入するマーケットがないと育たないんですよ。だから技術力を磨く以上に、そのニーズやフィールドをこしらえることの方がいまは難しいんです。
例えばスポーツ選手なんかも同じで、日本人で世界に通用する野球選手やサッカー選手はたくさんいるけれども、それ以外の競技では数えるほどしかいない。それは野球やサッカーは日本にもプロリーグがあって、選手が活躍できる場があるからだよ。
だから大きな会社は何億円ものお金をかけてマーケティングリサーチをやって、商品を投入できる市場、技術を投入できる市場を探しているのだけど、これがなかなかうまいこと見つからないし、新規開拓となるとことごとく失敗する。
そんななか、中国は例外的にそういった新たなフィールドを生み出して、技術力を伸ばしているんだよね。ま、一番伸ばしていて脅威なのは、高速鉄道じゃなくて、携帯電話の技術だけどね....
ま、携帯電話は技術競争というよりも政治的な駆け引きになっちゃってるから置いといて、中国の高速鉄道の発展が興味深いのは、日本とは国土の広さが違うから比較にならないのだけど、アメリカでは失敗したのに、中国では成功しているという点だよ。
アメリカの場合は自動車会社が鉄道の発展を邪魔したり、その間に航空機の技術が急激に伸びたからというのはあるけれども、中国の場合でも同じといえば同じだよね。
それで中国の場合は、飛行機と高速鉄道を使い分けたんだよね。やはり飛行場は街の外れにしか造れないし、中国の人口をカバーしきれないんだよね。
ま、飛行場は郊外になんかごっついの造ってるし....
しかも、これ、日本のバブルとは違うんだよなー、それなりのニーズがあるというか、採算が取れる見込みがあるというか...
アメリカはこれまで、伸び悩むヨーロッパをはた目に著しい発展を遂げて来たけれども、近年はさすがにパワーダウンしている感が否めないよね。
そのアメリカから新しい考えが出てくる気配はなく、例えば旧態依然とした閉鎖的な東海岸システムとあっけらかんとしたマスプロダクション的な西海岸システムとの齟齬や軋轢を嘆いたり、
あるいは、近代的なトップダウンシステムに対抗して、ジェイン・ジェイコブズ的なボトムアップシステムを賞賛したり、
ま、せいぜいこの程度のヴィジョンしかないし、いまから思えば、アメリカのあの広大な国土を有効に活用できているのか、そこに住む人々を活性化できているかと問えば、けっこう失敗しているし、今までのように金融政策でやりたい放題できなくなってきたら、今後はますますその運営が難しくなってくるだろうね。
対して、中国も民族問題とか多くの問題を抱えているので、そのコントロールはものすごく難しいけれども、アメリカとはまた違った発展の仕方をしているのは確かな事実。
それで、だから何なんだよ?
ってことなんだけど、僕にとって中国やアメリカは単なる興味の対象であって、どうでもいいのだけど、端的に言って、いままでとは状況が変わってきたというか、日本にいる僕にとっては死活問題というか....
中国にとって日本よりアメリカ市場のほうが大きく、アメリカにとっても、日本より中国市場のほうが大きいということは、米中双方にとってお互いが最も重要な貿易パートナーになっているということです。日本がいくらあがこうとも、アメリカと中国との貿易規模にはかないません。
ま、僕が日本がどうこう言える立場じゃないし、日本国民を養っていけるわけでもないので大きなことは言わないけれど、せめて、自分が勤めている会社がどうやったら生き残れるかについては真剣に考えて、生き残れるように頑張ろうと思う。もう同じ失敗は経験したくないから。
今回の内容を前の会社にいた中国人の同僚と中国語でLINEしてみました。
《我》
前几天我去了中国。我第一次坐了高铁。
高铁站很大。
高铁超过日本。
我非常的惊讶!
《她》
中国的高铁速度早就超过日本了,因为中国的国土面积是日本的25倍,
速度不比日本快没有效率啊!