2022年3月日記

3月27号(일요일)

中国語検定2級


中国語検定を受けるために関西大学に行ってきました。


関西大学に行ったのは初めてだったのですが、キャンパスが広くて大学らしい大学という感じで、また一般の人も自由に入れるみたいで今日は天気がよかったので小さな子ども連れのファミリーもたくさんいて、とてもいい雰囲気でした。






関大の話はさておき、


肝心の中国語検定2級の結果はいかに!








撃沈!





まずは現実を受けとめねばならない。






テストに落ちるときはいくつかのパターンがある。


(1)勉強が間に合わなかった


(2)勉強する内容がズレていた


(3)実力がなかった



今回はズバリ(3)



まず(1)だけど、昨年の後半は仕事が忙しくずっと工場に出張していて、宿舎の部屋には机がないし寒かったので部屋に戻ったらすぐにふとんに入っていたのだけど、ベッドでは単語くらいしか勉強できなくて、しかもすぐに眠たくなって寝てしまったのでほとんど勉強にならなかった。ちょうど11月のハングル検定3級と12月のHSK5級を受けた頃で、あの時はやろうと思っていた問題集も全然できず、落ちても仕方ないと思っていた。けれども週1回のオンラインレッスンで単語と作文の小テストだけは毎週やっていたので、それだけで運良く受かった。でも合格点ギリギリだったし、10回受けたら7〜8回は落ちていただろうという感じだった。


対して今回は比較的勉強時間を確保できた。1月下旬からテスト勉強モードに入ったし、やろうと思っていた問題集も一通りできた。にもかかわらず落ちた。


つぎに(2)だけど、これはよくやるミス。とくに中国語にしろ、韓国語にしろ、いま現在できないことを勉強しようとしている訳だから、何をやるべきかという判断は得てして間違える。人にアドバイスをもらっても、その人と自分とでは能力や勉強環境が一致するわけではないので間違える可能性は大いにある。


ただ今回はYouTuberのアドバイスを参考に、自分の能力にアレンジして問題集と単語集をセレクトして、その判断は間違っていなかったのではないかと思っている。



www.youtube.com



このYouTuberのアドバイスはわかりやすかったので彼が勧めていた問題集と単語集をまずかった。



ただこの問題集はテキストに近い構成で、授業を受けるならいいけど、自習する場合は問題形式の方がいいと思い本屋に行ったら、同じ著者が問題形式の本も出していたので、そちらをセレクトした。また単語集も良さそうだったけど、もう一つ上の級の単語も収録されているようで量が多すぎて間に合わないと思ったので、2級にターゲットを絞った別の単語集をセレクトした。そして実際にやったのはこの3冊。



テストを受けたあとで改めて感じたけれども、このセレクトは間違いなかったと思う。まずレーニングブックという本がとてもよくできていて、ちょうど大学受験予備校の直前講習のテキストのような本で、テストに出ることがほぼ網羅されていた。当然、試験官も試験対策ではカバーできないような問題もいくつか出題してくるけれども、それはもう勉強のしようがないので諦めるしかなく、勉強すべきことはすべて押さえられていた。


またキクタという単語集もけっこうよかった。これまでHSKを軸に勉強をしていたので、中国語検定に沿った編成になっているキクタンは利用していなかったのだけど今回初めて利用した。キクタンの特徴はCDが単語だけをとにかくどんどん言っていくというスタイルになっていて、まあ、完璧をめざすなら例文も一緒に聴いて憶えたほうがいいのだけど、中国語は単語の音を聴いて反射神経的に漢字をイメージすることが重要なので、そのトレーニングには単語だけをひたすら言うキクタンはすごくよかった。


だからセレクトした問題集や単語集には満足しているし、試験を受けたあとも勉強した内容は的を得ていたと実感している。


よって、落ちた理由は(3)なのだけど、中国語検定2級は今まで受けたなかで一番きつかった。これまでHSK4級もきつかったし、そのあとすぐに受けた中国語検定3級もきつかった。しかし、それは別の理由もあって、HSK4級を受けた時は、それまで話せるようになることを最優先に考えた勉強法を採っていたのだけど伸び悩んだので、検定試験を受けながらステップアップ式にレベルをあげていく勉強スタイルに変更したばかりで、テスト勉強に頭がついていかなかったという問題があった。また中国語検定3級を受けたときは、勉強期間が短かったという問題があった。しかし今回はそれなりに勉強できた。にもかかわらず落ちた。


振り返ると端的にリスニング力がまだ合格レベルに到達できていなかった。これは前々からわかっていたことで、これまで飛び級することなく、下の級からちゃんと順番に受けて、テストに受かったらもう一つ上の級を受けるという手順を踏んできたのだけど、中検3級、HSK5級はギリギリの合格点で、HSK5級に至ってはリスニングパートだけを採点したら不合格だった。だから、それを思えばリスニング能力を必要レベルまで持ってこれなかったのは努力不足でもあるけれど、間に合わないのは当然であり、納得できる結果だ。またリスニングができなかった理由を分析するとけっこう厳しい点が明らかになった。例えば、


我昨天跟老板拌了几句嘴,今天工作就丢了。


このようなフレーズが読まれるのだけど、これは文字を読めば、知らない単語もないのでわかる。しかし、"拌"という単語は使いなれていないし、"嘴"が"口"という意味なのはわかるけど、"几句嘴"という言い回しはまだ身につけていないし、"丢"という単語も"失う"という意味なのはわかるのだけど、"ディウ"という発音を聴いてこの漢字がすっとは出てこない。分からないことは聴いているときにノイズとして捨てられてしまうので、いくら聴いても聴き取れない。だから聴き取るためにはあらかじめ知っておく必要があるのだけど、単語力もそうだし、文法というか、様々な言い回しにもっと慣れる必要がある。


要するに


リスニング力を高めるトレーニングをもっと積まねばならないということ。


けっこう時間かかるな、これは....


ただ今回受けた中国語検定2級は、勉強内容自体はすごく手応えがあったというか、もう少しこの内容の勉強を続けてもいいと思わせるものだった。試験内容は、文法知識の総点検という感じであり、リスニングにしてもこれぐらい聴き取れないと、実際のニュースやドラマがわかるわけないよなと思わせるものだったので、これは必ず超えねばならない壁だと実感している。


感覚的には、英語で言えばセンター試験のような感じだ。日本の英語教育は間違っているとよく言われ、確かに研究者や官僚を目指さない人が東大や京大の試験問題をすらすら解ける必要はないかもしれないけど、仕事で英語を使ったり、海外で生活しようと思ってる人ならば、センター試験くらいできないとかなり不自由することだろう。中国語で言えば、中検2級がまさにそんな感じ。


僕の思ってるイメージと同じようなことを話しているYouTuberがいたので最後に貼っておく。この方は現在上海で生活しているということもあって、話している内容がとてもナチュラルな印象を受ける。



www.youtube.com




さて、テストが終わったので我慢していた読書を少ししようと思う。



本当はこの3冊を読みたいのだけど、時間がないので、大木毅『独ソ戦だけ読んで、次は6/5ハングル検定準2級のテスト勉強をメインに進めつつ、6/26中国語検定2級のリベンジの勉強も進めたいと思う。韓国語のハングル検定準2級は、中国語で言えば今回の中検2級と同じようなイメージ。とても難しいけれども、ぜひ超えたい関門だ。


열심히 공부할게요!

파이팅!!

 

 


 

 

 

 

 2022年1月日記Z

 

 

 

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