2021年11月日記Z

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ハングル検定3級


ハングル検定3級を受けてきました。ハン検は問題冊子の持ち帰りがOKで解答も即日発表されるので早速自己採点しました。


듣기(聞き取り) 22/40点
쓰기(筆記)   40/60点
合計       62/100点


60点以上が合格なのでギリギリ合格でした(汗)。

ただ80点くらい取れていれば、もうこのレベルは大丈夫と言えるのですが、60点前後は要復習です。ハン検3級は4級と問題の難易度はさほど変わらない。ただ単語が800語くらい増えるので、単語さえ勉強すれば受かるだろうと。スケジュール的にもTOPIK1を10月に受けたあと1ヶ月くらい時間があったので十分だと思っていたのですが勉強の予定を全然消化できませんでした。兎にも角にも単語がなかなか頭に入らなくて、過去問をやる時間がなくなってしまいました。

語学を勉強する上で単語の暗記は必ずぶち当たる壁ですが、韓国語はそれが顕著です。韓国語の単語には漢字語と固有語という2種類があって、漢字語は日本語の単語がそのまま韓国語の読み方に変わるだけだから覚えられます。

たとえば「結婚」を韓国語では「결혼」「キョル・ホン」発音は連なって「キョロン」になりますけど、日本語で「ケツ」と読むのが韓国語では「キョル」、「コン」と読むのが「ホン」に変わるだけなので発音もなんとく似ているし、法則もはっきりしているのですぐに覚えられます。

対して、動詞、形容詞、副詞に多い固有語は本当に覚えられない。言葉のイメージも全然違うので語呂合わせもできず、何回覚えてもすぐに忘れてしまいます。例えば色の単語。赤色は「빨간색」(パルガンセク)。색は漢字語で色なので「セク」は覚えられますが、そこ以外は覚えられない。「パルガン?はっ?なんで赤がパルガンやねん?」って感じで全然ダメです。ちなみに黄色は「노란색」(ノランセク)、青色は「파란색」(パランセク)、白色は「흰색」(フィンセク)、黒色は까만색(カマンセク)。イメージがわかなくて覚えられません。

がんばるしかないですね 涙。。。


あと、一応初級レベルを終えたので、これまで勉強してよかった本を紹介します。

(1) 「あっという間に読めちゃうハングル」

YouTubeとか見てたら「ハングルは2日くらいで読めるようになりました」と言ってる人がけっこういるのだけど、確かに最近電車の駅名表示などでちょいちょいハングルも出てくるのだけど、ハングルを読もうと思ったことがない人がすぐにわかるかと言ったらなかなかわからないですよ。それに初級のテキストには必ずハングルについての説明がありますが、説明があっさりしすぎててわかりません。

そんななか、この本はハングルの読み方をとても親切に教えてくれます。語呂合わせなんかも紹介してくれて、日本語の感覚から韓国語に入っていけるように導いてくれます。また韓国にあるハングルの看板なんかを紹介してくれていたので韓国語の世界をイメージしやすくしてくれました。


(2) 「韓国語初歩の初歩」

語学に限らず数学でもそうですが「初めは極力うすいテキスト(問題集)をやること」という学習の鉄則があるので、それに従って本屋でなるべく薄い本で読みやすそうなのを探しました。似たような初級テキストがいくつかあって、僕はこれを選びましたが、おそらくどれでもいいのだと思います。肝心なのは薄い本であるということ。

この本は韓国語のさわりだけで、単語、あいさつフレーズ、簡単な文法フレーズが載ってるだけですが韓国語の全貌をうっすらと見せてくれます。特に発音の法則なんかはなんども忘れるので、そのたびにこのテキストに戻って勉強しています。ま、この1冊を覚えるだけでも大変です。


(3)「できる韓国語初級Ⅰ,Ⅱ」

この本はYouTubeでも勧めている人が多くて、韓国語を勉強する人の鉄板的存在ですが、実際によかったです。ただ、あとで説明しますけど、僕はこの本の存在を知らなかったので、ほかのテキストを経由して「できる韓国語初級」はⅡだけしかやってません。しかし、今から思えば「韓国語初歩の初歩」が終わったらすぐに「できる韓国語初級Ⅰ」をやればよかったと思っています。

この本は語学を勉強するときに一般的によく体験するスタイルで編集されています。要するに各章「簡単な文章」がまず出てきて、そのなかで「新しい単語」が出てきて、「新しい文法」が少し出てきて、それを全20〜25回のレッスンで学んでいくというスタイルです。

このスタイルは教える側の都合もあると思いますが、学ぶ側としても一番バランスがよくて効果的に学習できます。僕の経験上、いったん検定試験をターゲットにした勉強を始めると単語と文法フレーズを覚えて、あとは過去問題をひたすら解くという勉強スタイルになります。これはインプットとアウトプットを繰り返すので知識の定着にはいいのですが、文章を読解するのと音読することが決定的に不足します。そのため僕は韓国語の文章をまだすらすら読めません。だからテスト勉強にシフトする前は、文章でしっかり勉強するのがいいなって思います。

ただ検定試験は目的が明確であり、過去問題を解く時にアウトプットの能力を試されるのですが、「できる韓国語初級」を勉強しているときはインプットが中心となりアウトプットが不足していたので、このテキストだけではやはり知識が定着しませんでした。また1回のレッスンで単語と文法がちょろちょろ出てくるのでテキストを終えるまでまとまった知識が得られないという問題もありました。しかしながら、この本を最後まで終えさえすれば、韓国語の基礎レベルを網羅できるので、あとは復習を徹底して全体像を掴んでいけばいいのです。しかし途中で挫折してしまうと身につけた知識も体系的に整備できていないので、まったく使い物になりません。とにかく最後までやりきる忍耐力は必要です。


(番外編1)「韓国語 文法トレーニング」

「韓国語初歩の初歩」を終えたあと、僕が実際に勉強したのはこのテキストでした。なぜかと言うと「韓国語初歩の初歩」は単語やフレーズをちょこちょこと寄せ集めたお子様ランチみたいなテキストなので、ある程度のまとまり、体系を勉強したいと思ったからです。それで文法のテキストを1冊と単語集を1冊買って勉強しました。

この時、僕が期待した文法のテキストというのは英語で言えば「英文法標準問題精講」、今なら「Next Stage」ですかね? 要するにこれ1冊やっておけば大丈夫という文法テキスト(問題集)の韓国語版を求めていたのですが、韓国語にはそもそもそれに相当する本がないんです。

というのは、韓国語は語尾変化が日本語以上に多く、とてもじゃないけど網羅しきれない。だから文法の全貌というのが把握できないので、文法本にまとめる際には割り切りが必要なんです。それでこの「韓国語 文法トレーニング」は割り切りすぎて基礎文法が網羅できていなかったので、このあと「できる韓国語初級Ⅱ」をやる必要がありました。また文章がなくフレーズだけだったので非常に覚えるのにも苦労しました。

YouTubeでもこの本をすごく推してる人もいるし、内容的には悪くないので、この本がフィットする人もたくさんいると思いますが、僕はこれをやるならば「できる韓国語初級Ⅰ,Ⅱ」をしっかりやればよかったと思っています。


(番外編2)「韓単語 BASIC1400」

「韓国語初歩の初歩」を終えたあと、基礎レベルの単語集として僕はこの「韓単語 BASIC1400」を選びました。この本も内容的にはすごくいい本なのですが、何がきつかったかといえば1400単語というのが多すぎたんです。実際、あと少しで終わるというところで打ち切って、検定試験の勉強に切り替えて、検定試験で必要な単語だけをまずは覚えるようにしました。

頭のいい人は単語集は使用せず、授業やレッスンで扱った文章で出てきた単語をその都度覚えればいいというのですが、僕にはこの勉強方法はできません。少しずつ勉強していくとはいえ、全体的なボリュームが把握できないと僕は作業を続けられません。だから僕にとって単語集は必須のアイテムですが、単語集を勉強して効果が出てくるのは2周目、3周目と周回するようになってきてからです。その段階で初めて定着率が上がってきます。だからいくつの単語が収録されているかというのはすごく重要で、基礎レベルなら800語前後が適正だと思います。

だから単語集についても「できる韓国語初級単語集」をやればよかったと思っています。これは「できる韓国語初級」のテキストで出てくる単語を「単語集」にまとめたものなので単語の勉強が二度手間にならない。そういった意味でも繰り返す回数を増やせるので、こっちをやればよかったと思っています。

ただハングル検定3級を終え、基礎レベルを終了した時点から見れば「韓単語 BASIC1400」に出てくる単語で戸惑うものもないですし、分量的にもきつくないので、僕はこれを基礎レベルの単語の復習に今後も使用していきます。


(ハングル検定対応)「ハングル能力検定試験完全対策」

ハングル検定の勉強ではHANAという出版社から出ているこの問題集と単語集がよかったです。あとは値段が高かったですけど、過去問題をやるのが良かったです。過去問題はテスト勉強ということもありますけど、リスニングの能力チェックとレベルアップには有効だと思います。

TOPIK1については「できる韓国語」のシリーズの「新・合格できる韓国語能力試験 TOPIK1」がよかったです。他にもやりましたが、あるテキストは模擬試験の問題が実際の試験より難しすぎて、逆にやらない方がよかったというものもありました。あと、TOPIKも過去問題集が一応売ってるのですが、解答だけで解説が付いていませんでした。すごく勉強しづらかったです。

だから自分の韓国語のレベルアップを図るためのマイルストーンにするならばハングル検定の方がTOPIKよりもいいのですが、ハングル検定は年2回しかないのでスケジュールが合わせにくいという問題があります。対してTOPIKは春夏秋と年3回あるのでスケジュールが合わせやすくリベンジもしやすいです。一長一短です。

 

 


 

 

 

 

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