2010年5月(その1)




(5月15日)晴れ


■ 今季初六大学野球観戦@神宮の杜


   第一試合 《慶大×明大》3対2で慶大の勝利


慶応が面白いチームになってきた。慶大はセレクションがないので選手層の薄さは否めないのだけど、イヤらしいチームになってきた。まず特長的なのは2番手、3番手の投手を実践で使えるレベルにちゃんと仕上げていること。先発の2枚さえ降ろせば...というのが例年の慶大なのだけど、今年の場合は2番手、3番手投手も先発では無理だけど、中継ぎ、押さえと適材適所、ちゃんと機能している。また先発の竹内大投手も、他校の一本目に比べると実力では劣るけれども、とにかく狙い球がしぼりづらい。明大打線も攻めあぐねているという感じだった。対応できていたのは、3番荒木郁選手だけじゃないかな。


また攻撃面でも「狙い球のしぼり方」「ランナーの進め方」が一様ではなく、イヤらしい。今日の試合で言えば、明大・野村祐輔投手ははっきり言えば完璧。なぜ負けたのか? キツネにつままれたような気分だろう。確かにエラー絡みの失点など不運もあったけれども、今日は、4番伊藤、6番松尾、8番長崎にそれぞれ2安打ずつ。特に4番伊藤選手には初球の甘いストレートを狙われていた。この当たりは試合中にチェックすべきだろう。

   第二試合《早大×法大》3対1で早大の勝利


早大斎藤佑樹投手がよくなってきた。初回は甘い球がけっこうあったのけど、2回からはいい球がきていたし、内角の制球も○、4回の7番加賀美選手との対戦は◎、斎藤投手の本来のピッチングが戻ってきたという手応え十分。


その後、不用意な失点があったり、甘い球がちらほら見られたりと課題もあるのだけど、ともかく内角を積極的に攻めたというのは大きな収穫。もう一声言えば、打者の膝元にスパッとくるストレートと、低めのストレートの制球が戻ってきて欲しい。次回の慶大はちょっとイヤらしいので、このあたりにも動じないピッチングができれば、いよいよ上が見えてくるかな。ともかく、さすが!


押さえの大石投手は圧巻。常に150km以上、法大打線が全く対応できていなかった。



他方、法大。先発・加賀美投手は、球はすごくいいのだけど、ストライクとボールがはっきりしていた。今年の早大打線は迫力に欠けるのだけど、それでもつかまるだろうと思っていたら、8回、なんだかよくわからないうちに2点を失うという結果に。



リーグ制覇・大学日本一を思えば、両チームの打線の奮起に期待したい!









■ 観劇レポートアップしました!!!

  イキウメ『プランクトンの踊り場』




感想文:プランクトン型ドッペルゲンガー


(5月14日 夜)

■ 先週の「福嶋亮大×池田純一」トークセッションでの池上高志先生(複雑系研究者)からの質問のことがずっと気になっていたので、私なりに考えたことをメモしました。みなさんも一緒に考えてみてください。


感想文:批評は自律できるのか?


(5月14日 朝)

港千尋×今福龍太トークセッションの感想文をアップしました。


感想文:悠久の語り


(5月11日13時12分)

トーク史に名を刻む伝説のトークセッション佐々木敦 × 古川日出男の渾身のレポートを二日がかりで書き上げました。ぜひぜひ!!


 感想文:伝説のトークセッション


(5月10日3時51分)

  ■ 全ての原稿を入稿。


    アラザル4



   ご期待下さい!!!





■ 5月21日(金)19:00スタート 刊行記念イベント@六本木(詳細は追ってお知らせします。)


■ 5月23日(日)11:00〜16:00 第10回文学フリマでも販売します。@蒲田・太田区産業プラザPiO

■ 拙著「赤シャツをいかにして更生させるのか」(70枚長編論考)が掲載されます!!!



■ あと《批評パンチライン》というコーナーがあってですね、何を投稿しようか迷ったのですが、建築の実務をやっていたときの日記に書き留められていたフレーズにしました。当時の日記をみるとすげぇストイックなんですよ。我ながら引いてしまいます(笑)。



■ 特別にワンフレーズだけ、アップしちゃいます↓↓↓




  批評パンチライン



建築の学習修行には「各自にとっての、あるべき姿としての建築のイメージを築き上げること」と「各自が読み取った世界を建築に描き出す技法を獲得して、その技量を鍛える」という同じことに関わりながら全く次元を異にする2種類の修行が要求される。 いずれを先にすべきか? 鶏が先か、卵が先か? そんなことを決める根拠はどこにもないが、「卵は鶏ではない」ということだけは確かである。


(倉田康男『建築造形論ノート』鹿島出版会


【コメント】
高山建築学校を主宰した建築家・倉田康男のことば。石山修武鈴木博之に影響を与え、また西沢大良、立衛兄弟の祖父でもある。氏の元から数々の優秀な建築家・建築史家が巣立っていったのが納得できる強靱な思考とユーモアを兼ね備えた奇特なひと。




建築造型論ノート

建築造型論ノート

(5月8日8時)

   伝説のトークセッション



■ すみません。ブログ更新をさぼっています。原稿の校正作業が終了次第、再開しますので今しばらくお待ちください。


■ が、しかし、昨日の 佐々木敦 × 古川日出男 トークセッションが、トーク史に名を刻む伝説のトークセッションであったことだけは、いま、ここで、お伝えしておきます。

(5月3日)考え中

■ ここ数日苦戦しているのがですね、例の写真論なんです。山方伸さんと村越としやさんの写真について。撮る側のテクニカルな「違い」はすでに書きました。あと問題なのは、見る側からの両者の「違い」と、ふたりの写真を同時に展示することの意義についてなのですが、書きあぐねております。



■ ま、ある程度は出来ているのですがね、せっかくなので、みなさんも一緒に考えてみてください。今回の出展作品を出す訳にはいかないので、過去の作品からふたりの違いを端的に示す写真を紹介します。



 

     村越としや


 

     山方 伸





《写真展》「ながめる まなざす」


(5月2日)


■ 朝 ひとりMTG. 5月は突っ走りたい → スケジュール調整


■ 朝 読書(江藤淳アメリカと私』)


■ 昼 作業


■ 夜 観劇(青年団革命日記』)→ 感想は改めて


■ 夜 原稿直すも、まとまりきらず。




アメリカと私 (講談社文芸文庫)

アメリカと私 (講談社文芸文庫)

(5月1日)五月攻勢!!!

福嶋亮大『神話が考える』(青土社)刊行記念フェア




   批評家の《思考》 (←クリックして!)


      



■ 場所:ジュンク堂書店新宿店(7階23番 人文書フェア棚)



■ 会期:5月1日(土)〜5月31日(日)




  《5月6日(木)19:00スタート》受付中

 『神話が考える』刊行記念トーク



■出演: 福嶋亮大×池田純一



■ 会場:ジュンク堂書店新宿店(8F喫茶コーナー)



■ 入場料:1,000円(1ドリンク付)



■ 申込み:ジュンク堂書店新宿店7Fレジカウンター


  TEL:03−5363−1300








 阪根タイガース日記2010年4月(その1)


 阪根タイガース


 阪根Jr.タイガース