日記Z 2018年5月




5月26日(土)

ムーゼルマン




開発部門に異動して2ヶ月が過ぎようとしている。いわゆる激務というやつで、期間限定の勝負ならいいけれど、これを1年以上持続的にやっていかねばならないので、やはりペース配分を考える必要があるし、緩急をつけねばならない。端的に言って、仕事だけやってるとダメでトレーニングをしておかないと体を壊してしまう。実際、この2ヶ月間ジムに行けなかったので3kg太ってしまった。ということで、平日は無理でも土日は時間をみつけてなんとかトレーニングをしようと思う。



そんなこんなで、仕事はなかなか難しい状況なのだけど、なんとかやっていけてるのは、過去の自分の経験が活きているからかもしれない。最近はパワハラとかうつ病とか、社会状況を反映した言葉が整備されて規制されてきたけれども、かつてはそういった言葉がなかったし、ある世界では日常茶飯事だった。



僕が社会人になって初めに属した建築のアトリエ系設計事務所というところは、そういうのがまだまだ平然と残っていた。治外法権というか、労働基準法が適応されない世界だった、ような... ま、わかって入ったからいいのだけど、今からすれば「おれの貴重な20代を返してくれ」としか思わない。



両親が健在だったからこそ、このような無謀な道に進むことができたのであって、そうでなければ、さっさと大きな会社に就職して、平穏な暮らしを送っていたことであろう。



う〜ん、やっぱり、やらなくていいならやりたくなかった経験であって、このために僕の人生の10年間を棒に振ったようなものなのだけど、この経験って、いまの仕事に活きているのだろうか?と10年前に書かれた自分の文章を久しぶりに読んで思ったのであった。



 《過去日記》



現代社会と《ビオ-ポリティックス》




5月13日(日)

ぶっ飛んだ!




終電までかかってもいいからと資料作りを進めていた。予定通りに進んであと1ページで完成というところまできてパワポのデータがぶっ飛んだ。画像を貼りまくっていたのでこんなこともあるだろうとバックアップをまめに取っていたのだが、まるまる2ページぶんデータが飛んでいた。萎えた。今日の作業終了。ま、俺の人生こんなもんよ。



読み進めていた熊野純彦さんの『マルクス 資本論の哲学』を中断。正直、いまの僕には背伸びし過ぎだと感じた。「マルクス 資本論」を疎外論というほうではなく、資本の運動を時間と空間の再編過程としてとらえるこころみとして論じ始めたあたりから俄然興味深くなってきたのだが、如何せん、いまの僕は忙しすぎて、じっくり読む時間もないし、じっくり考える余力もない。またの機会にしよう。



今読むなら難しい本よりも物語のほうがいいということで、次はジョン・アーヴィングの『ガープの世界』を読もうと思う。アーヴィングはニューハンプシャー州出身らしい。そう言えば、これまでアメリカの南部を舞台にした物語はいくつか読んだことがあるけれど、北部を舞台にした物語を読んだ記憶がない。今まで経験したことのない雰囲気をぜひ味わいたい。



さてさて。1週間がいつ始まっていつ終わるのかよくわからない生活になってきた。過去にもこういう時期が何度かあったけれど、そんな時はいつも彼を聴いている。さ、がんばろ。














 日記Z2018年4月












 阪根Jr.タイガース


 阪根タイガース