2011年8月




(8月31日)【書店員→工場員日記32】


■あっという間の1ヶ月!


■課長から「今日は早く寝てください」と言われ、「いえいえ、あなたこそ!」と心のなかで叫びつつ、「お先に失礼します!」と帰宅。


■寝るまでに時間がとれたので1人MTG。

(8月30日)【書店員→工場員日記31】


■タフな一日だった。よく働いたので帰りにB級グルメを食す。うんまい! ああ、生きててよかった。


■家に帰ったら、コンテクチュアズから『思想地図β vol.2』が届いていた。週末にじっくり読もう。


■さあ、寝るぞ!

(8月29日)【書店員→工場員日記30】


今日はいい動きができていたのに最後の最後でミスった。中心を狙ってピタッときたからヨッシャー!と思ったら水平が出てなくてアウト!やり直し(涙) 野球なら9回ツーアウトツーストライクから逆転HRを喰らったって感じ。ミスは引きずらず、また明日がんばろ

(8月28日)【書店員→工場員日記27.28.29】


《休日1/3》某ミニコミ誌からインタビュー取材を受ける。演劇〜建築〜書店〜転職について。インタビューに答えながら自分の頭の中を整理。「なるほど!そういうことか!」とうなずくもう一人の自分。


《休日2/3》日経新聞のスクラップを再開。8/24「タイ、内需主導めざす」8/28「米、金融政策頼みに限界」。欧米の不調を考慮すれば輸出依存度の高いアジア各国は経済政策の方向を転換する時期に来ている。グローバルな視点で次の日本を考えよう!


《休日3/3》次の日本へ! 前回の土地バブルのような実体なき成長はダメ。土地バブルと似たような策略を今回も仕掛けようとしている人は必ずいる。それを阻止して、震災復興も含めた実質の伴った国力増強計画、内需拡大政策を構築しよう!

(8月27日)【書店員→工場員日記26】


《休日》大学時代の友達と若洲公園でBBQ。ファミリー率が明らかに上がっている! 大学を出て10年。10年の重み。失われた10年。俺=浦島太郎。それはさておき、子どもはかわいい。キャンプ版薫製作りを教えてもらう。ベーコンがめっちゃうまい!

(8月26日)【書店員→工場員日記25】


定時で上がって久しぶりの都心へ。人ごみに恐怖を覚える。書店員時代の同僚とお酒を飲む。リアル書店の未来は!?とか、そういう堅い話には全然ならなかった。終始リラックスムード。書店員をやめて逆にいい距離感がとれるようになった感じ。それでいいのだ。

(8月25日)【書店員→工場員日記24】


四度目の正直。ふぅ〜。まさに「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」だな。ポイントは2点、


(1)つくる前に完成品をイメージできるか


(2)できた物がイメージと合致するか(by課長)

(8月23日)【書店員→工場員日記22】《月曜日》


リベンジならず。Aというミスを2回して3度目はBというミスをした。二者連続フォアボールを与え、またフォアボールはマズイと投げたボールが甘く入って3ランホームランを喰らったって感じ(涙)許されないミスだがこのミスを財産にしよう。道は険しい。

(8月22日)【書店員→工場員日記21】


盆休み明け。みんな日焼けしてる(笑)さて仕事。再リベンジ。しかし「再」だとリベンジと言えるだろうか? ズバリ負け戦ではないか! 負け戦をなんとか終えて、チームの仕事に合流。上司に良書を借りたので勉強しよう。

(8月21日)【書店員→工場員日記20】


《読書》引き続き中国関連。内田樹『街場の中国論増補版』を読了。〈中国〉は内田先生のなかで絶えず意識され思考されていた模様。個人的には内田先生が語る「魯迅・阿Q的なもの」と加藤青年の言う「暇人」との関連を調べてみたい。でも明日から仕事をがんばろー

(8月20日)【書店員→工場員日記19】


《書店論1/3》昨年SSD(せんだいスクール・オブ・デザイン)でやった講義の後半のレポート化を断念。出版メディアにおいて「書く能力」と「売る能力」の両方が必要だとする持論を奈良美智浅田彰デリダを引用しながら論じたがイマイチ。


《書店論2/3》「書く能力」と「売る能力」の両方が必要とする持論は、東浩紀さんの発言や活動を受けているのでコンテクチュアズ(http://contectures.jp/)の動向をチェックしてもらう方がアクチュアルでよい。


《書店論3/3》「書く能力」と「売る能力」の両方が必要とする持論について僕自身のコメントとしてはウゴウゴインタビューの方がうまく表現できている。http://maremagazine.net/?page_id=268 まとめる作業は大事だが時間が限られているので先に進もう。

(8月19日)【書店員→工場員日記18】


《盆休み》京都のお墓と甲子園をお参りして、本日無事帰京しました。書店員の時はお盆に休みが取れなかったので、お盆に帰省したのは6年ぶり。甲子園を観戦したのも6年ぶりでした。

(8月18日)【書店員→工場員日記17】


《甲子園1/2》作新6対5智弁。両チーム総力戦。全てを出切った好ゲーム。智弁先発小野投手は5失点だが悪くなかった。作新打線をほめるべき。9回の逆転劇、2番板崎に「打て」と指示した小針監督の采配が光った。作新は4番飯野を中心にまとまった好チーム。


《甲子園2/2》日大三5対0習志野。三高の完勝。習志野は在原投手がよく投げたし、打線も見せ場を沢山作った。しかし三高吉永投手のダイナミックな投球に終始押され、また強力打線の圧力にも耐え続けたがが最後は力尽きた。三高は頂点まで2試合、とにかく投打に渡って攻めの姿勢を貫いてほしい。

(8月17日)【書店員→工場員日記16】


《甲子園1/2》光星学院2対1東洋大姫路光星はチームの完成度が高い。姫路の原投手が低めのストレートと落ちる球で抑えたが高めに浮くと手に負えない強力打線。原投手の素質と塁間を抜く打撃に徹した東洋大姫路に分があったが序盤のバントミスが痛すぎた。


《甲子園2/2》関西8対3如水館。試合巧者の如水館だが連日の延長戦で投手をフルに使えない。関西の好投手水原がバテる後半勝負の試合展開に持ち込むも、関西は5回に水原投手→堅田投手にスパッと交代。関西は相手失策をきっかけに大量得点を挙げ、如水館は最後まで堅田投手を攻略できなかった。

(8月16日)【書店員→工場員日記15】


《盆休み》中国関連で、今度はトラヴェルソ全体主義』を読む。全体主義という概念は刻々と変化する。ここまでは書かれてないが全体主義を克服すべく新自由主義も広範に影響を及ぼすある種の強制力によって作動していると考えれば、一種の全体主義ってことか?

(8月15日)【書店員→工場員日記14】


《盆休み》引き続き読書。加藤青年が中国におけるタブーとして言及をさけた天安門事件について、竹内修司『1989年』を読む。天安門事件が起こった1989年に至る世界情勢をチェック。六四天安門ポーランド総選挙→東・中欧バタバタ。逆ドミノ

(8月14日)【書店員→工場員日記13】


《読書1/6》加藤嘉一『われ日本海の橋とならん』を読了。日本の大学に進学せず、北京大学へ飛び出した加藤青年の中国レポート。実体験に基づく活き活きとしたレポートは読者にぐっと伝わってくるし、読んでいて気持ちがいい。


《読書2/6》加藤青年の最大の功績は、中国における富人でも農民工でもホームレスでもない、彼が言うところの「暇人」という独特の存在に気づいたことだろう。とりわけ「暇人」について以下の3点をチェックする必要がある。


《読書3/6》1点目は、中国における「暇人」が、アメリカにおける「フロンティア」、イギリスにおける「ジェントルマン」、フランスにおける「サロン/カフェ」、日本における「現場」などと同様に国を動かす《メインエンジン》になっているのか否か。


《読書4/6》2点目は、アウトサイダーと言うと語弊があるが、例えばアメリカのビーバップ、フランスのダンディズム(ボードレール)、 日本のサークル活動(谷川雁)などと比較して、中国における「暇人」の特異性をあぶり出せるか否か。


《読書5/6》3点目は、1,2点目で指摘したこれらの《動力》が昨今、グローバリズムの台頭によって失われてきている。その最中、中国における「暇人」は生き残ることができるのか否か?


《読書6/6》中国の今後を占う場合、「暇人」の動向をチェックするとよいだろう。もし欧米韓と同様に死滅するならば中国は大したことない。しかし10年後も、20年後も「暇人」が確固として存在するならば、中国は脅威である。

(8月13日)【書店員→工場員日記12】


一昨日のリベンジ。自分でもいくつかチェックポイントを設定して取り組む。たぶん大丈夫だと思うのだけど、結果は神のみぞ知る。家に帰ってひとりMTG。これまでのまとめと今後の対策。

(8月12日)【書店員→工場員日記11】


■終日作業。やはり昨日の作業はNGだった。力を注いだ最難箇所はOKだったが、思わぬところでNGがでた。先輩方にミスの予防策をいろいろ伺ったが、必勝法はないので常に注意して取り組まねばならない。

(8月11日)【書店員→工場員日記10】


終日作業。熟練者の倍の時間を費やしてしまった。これでは使いものにならんが、今のうちにできるだけミスをしておこう。そして早く寝よう!


(8月10日)【書店員→工場員日記9】


《読書》加藤嘉一『われ日本海の橋とならん』を読み続ける。以前、汪暉『世界史のなかの中国』にトライしたが、思ったよりとっつきにくい文章だったので中断。加藤本を先に読めば、汪暉本も理解しやすくなるろう。

(8月10日)【書店員→工場員日記8】


終日作業。納期とガチンコ対決。お腹が空いたので帰りに牛丼を食す。250円。釣りは要らない。

(8月9日)【書店員→工場員日記7】


終日作業。お風呂に入って、ゆっくり寝るべし。

(8月8日)【書店員→工場員日記6】


丸善多摩C店で加藤嘉一『われ日本海の橋とならん』も購入。技術本、知識本の読解はけっこう退屈なので、そういった本ばかりだと萎える。気分転換にと思って本書を買ったけど、製造業にとって中国は無視できないし、やっぱり面白いのでこっちを読んでしまう(笑)

(8月8日)【書店員→工場員日記5】


丸善多摩C店の理工書コーナーを物色。「強化プラスチック材料入門」と「上手な機械製図の書き方」を購入。実際の仕事内容には合致する本は残念ながらない。でもそれは建築設計の時も同様だった。1冊をじっくりではなく、ともかく広く浅く複数冊に目を通す。

(8月7日)【書店員→工場員日記4】


書店員時代はほとんど遅番だったので完全夜型。だいたい夜3時ごろ寝て朝9時ごろ起きるという生活。一方、工場は朝が早い。朝8時スタートなので、夜更かしは禁物。生活を朝型に切り換えます。夜はなかなか寝つけないけど、夜12時には必ず布団に入るようにします。

(8月7日)【書店員→工場員日記3】


書店員時代は慢性的な疲労のためプールでは流す程度でしたが、工場員になって基礎体力UPを図るため今日からちゃんと泳ぎます。とりあえず8月中は500m×1本。9月から500m×2本にする予定。

(8月6日)【書店員→工場員日記2】


新宿J書店の理工書コーナーを物色。「新しい高校化学の教科書」「宇宙と地球を見る人工衛星100」を購入。人文書コーナーで書店員から山内志朗『存在の一義性を求めて』を勧められたが今日はパス。スコトゥスを学ぶ工場員ってイカス! 近いうちに実現する方向で。

(8月5日)【書店員→工場員日記1】


工場勤めはなかなか大変ですが、面白いです。今まで本に注いでいた愛情をFRP(繊維強化プラスチック)に注いでいます。本もプラスチックもどちらも物ですから。手で触れて、手に取って、手で撫でて、やっぱり「物」っていいなと思います。











 阪根タイガース


 阪根Jr.タイガース