2014年6月(その1)




6月28日(土)

   ザックジャパン




6月21日(土)


きょうは久しぶりにいい日だった。批評誌『アラザル』同人・宇惟ちゃんの初監督映画作品「昇降」を鑑賞。若者の生態を描いた群像劇というのかな。こういうのって洋画だと観られるのだけど、邦画だとなんだか恥ずかしくて観られない、しかも今回は知ってる人が俳優として出てるし… それが「えっ、全然観れるじゃん!」って、すぅっとじぶんの中に入ってきたというのがまず驚きだった。


映画には小説家だったり、女優を志望していたり、音楽を作っていたり、映画を撮っていたり、何かしら作っている人たちが出てくる。出てくる人たちの関係は希薄でバラバラに進行するのだけど、何かしらを作る人たちの共通のコードのようなものがあって、特に音楽をつくる男女の音と歌を合せていく、楽曲づくりのプロセスが映画を進行させる軸になっているように感じられたのだけど、それぞれのプロセスが、それぞれなりに進行し、そこに男女の引力と斥力というのも絡んできて、えー、うそー、なんでこんなにうまく撮れちゃうのー、なんで、なんで、???っていうくらいよくできていた。


あとチェーホフの「かもめ」がモチーフになっていたり、ドキュメンタリー的な撮り方をしているところがあったり、映画がメタ構造になっていたりと、技法的にもけっこう色々やってんなーって、上映後にみんなでお酒を飲みながら話が弾んだ。


最近は僕じしんも仕事が忙しくなってしまい、原稿を書くどころか、本も読めない状態だから、成果という成果を出せないでいるもどかしさがあり、みなそれぞれ同じような状況なのだけど、こうやって、たまに、いや何年かに一度でもいいから、作品が飛び出してきて、それを囲んでみんなが集まるひとときっていうのは、なんだか至福だな。

6月14日(土)

青山円形劇場で『赤鬼』を観劇。小野寺修二さんのマイムを見ながら、あの人のあの言葉を反芻した。



Don't think ! Feeeel !



6月11日(水)


ブログ化

6月10日(火)


ブログ化

6月9日(月)


ブログ化



6月8日(日)空がやっと泣きやみました。

   女子ゴルフ



大和笑莉奈プロが1打差の2位で最終日を迎えた。僕たちが創ったシャフトで戦っている選手なので言わずと力が入る。大和プロは、ここ数戦予選落ちが続きメンタル的に辛かったと思うけど、ここまで盛り返して来た。きょうは僕たちもテレビで観戦しながら共に戦った。


試合は優勝争いをする選手たちが集中力を切らさず粘りのゴルフを展開し、勝負の行方が最後の最後まで分からない稀に見る大混戦だった。そして優勝争いは、大和プロ、成田プロ、大山プロ、最終組の3選手に絞られ、3選手によるプレーオフへ。


最後は、強い気持ちで打ち切った成田プロがバーディを決めて優勝。おめでとうございます。


大和プロ、あと一歩及ばず(涙)


大和プロにとっては悔しい敗戦だったけど、最高のパフォーマンスをみせてくれた。これまでもいいスコアは出ていたのだけど、3日間通じてというのがなかなかできなかった。それが今回は3日間通じてアンダーパーでラウンドした。思えば、シーズン中にエースシャフトを替えるという大英断を下したのも彼女自身だった。そして、今ではしっかり自分のものにしている。


近年、女子ゴルフもパワー勝負のイケイケゴルフが主流になってきていて、体の大きくない大和プロにとっては決して有利とは言えない状況だ。にもかかわらず、こうやって日々改善してくる彼女の適応能力の高さは抜きん出ている。



必ず実力で優勝する。



   







ヨネックスレディスゴルフトーナメント